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洋画の背景に憧れて

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2017年6月16日


毎年のように階段の木製小窓に現れるヤモリ

洋画を観ることは私の日常である♡
というとかなりの映画通のようですが、別に監督や俳優を掘り下げて語るのが好きなわけではないのです。けれどとにかく洋画・洋ドラが好きで、それこそ小学生時代から刑事コロンボやヒッチコックを観てた人(笑)ちょっとした中毒ですね。今でも一日の終わりに海外のドラマや映画をチラリとでも見ないと落ち着きません。理由は色々思いつくのですが…ひとりっ子だった私は自室にいると静かで退屈で、部屋の隅々を眺めてはしょっちゅう模様替えをしていました。目を閉じると鮮明に当時の部屋が映し出されます。
ピアノの上に置かれた写真立てとゴールデンレトリバーのぬいぐるみ、母が作った猫のビーズアートのフレームが山吹色だったのが嫌だったな…その横には仙台の叔父から貰った立派な鳴子こけしが異彩を放っていて滑稽だった。高校時代にはチーク色の合板の壁に真白のスーツを着たマイケルジャクソンのポスターが輝いてた…とか。
そんなアンバランスな部屋の中をなんとか自分好みにできないものかと試行錯誤しながら過ごした少女時代。
私が洋画に惹かれた一番の理由は、その物語にある背景への憧れだと思います。国や時代によって映し出されるインテリアも違います。その非日常空間を毎日体験できることが愉しくてやめられない。小さな木製窓が好きなのもいつか観たものの残像かも。そしてその記憶の引き出しは少なからず今の仕事の役に立っていると思います。
最近で印象に残っているのは北欧デンマークのドラマ「コペンハーゲン」ケーシング(窓やドアの飾り枠)の使い方と壁の色合いがとても綺麗でした。内容はあまり良く覚えていませんが、女性が首相になる話でした(笑)

さて、今週のおすすめ植物は
カレックス↓

枯れ色でも枯れているわけではありません(笑)そして常緑なので年中同じ風情を保つ優れものです。むせかえるような緑に包まれるこの時期、特にゴールド系の葉のものはアクセントになります。グリーン系のものは風に揺れる感じが風知草に似ています。グランドカバーにしても良いですが、下写真のような少し高めのコンテナ植えにすると優雅な様子です。


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